Felo、お前がナンバーワンだ。
いきなりごめんなさい。
でも、スゴいんです。
AI検索の領域で、日本企業が奮闘している。
この国産AI検索エンジンのFeloは、2024年のリリース後1ヶ月で15万人もの利用者を獲得しているのだ。
リリース後で注目度が高いのかな?
実際は使い物にならんでしょ…
それは違う。
Feloを使えば、検索効率はあがるハズだ。
優れた特徴や、他のAI検索との違いについてお話ししたい。
情報収集を圧倒的に効率化して、爆速で調べ物を終わらせよう。
Feloとは?
- Feloとは?
- 基本的な使い方
- 便利機能の使い方
- 無料版と有料版の違い
運営会社
Feloを運営しているのは、Sparticle株式会社だ。
2019年に設立された東京を拠点とするAIスタートアップ企業で、クラウドに関する事業がメイン。
Feloをリリースしたのは2024年である。
創業者の金田氏は、マクロソフトの技術者や中国のXiaomiの幹部を務めたスーパーすごい技術者なのだ。
期待しちゃうわ
特徴
Feloは、全体的なスペックがとっても高い。
全日本人に使ってほしいツールだ。
日本語が得意
Feloでは、ユーザーは母国語で検索できる。
Gensparkやperplexityも一緒じゃん
Feloは、国産ということもあり日本語の精度や日本文化の理解に長けているのだ。
日本語独特の敬語や構文など、海外製のAIでは学習が不十分なのかもしれない。
かなり自然な日本語で出力してくれます
精度が高い
Feloは精度が高いことでも有名だ。
最新のニッチなニュースでも正確に回答してくれるので、比較的安心して使えている。
ファクトチェックは必要なのだ
実際に試してみた。
検索した文章は「2024年10月26日に佐賀県で行われた全障スポの選手宣誓をしたのは誰か」である。
検索したのは2024年10月26日当日で、選手宣誓から12時間が経過した頃だ。
正解は「陸上の長恵美子選手/水泳の森山大樹選手」だが…
2024年10月26日に佐賀県で行われた全国障害者スポーツ大会(全障スポ)で選手宣誓を行ったのは、陸上の長恵美子選手と水泳の森山大樹選手です。彼らは大会の開会式において、「自分と向き合い挑戦できる喜びと感動をスポーツの力に変えて、応援してくれるすべての人に精いっぱい届けることをここに誓います」と宣誓しました。
合ってる!
正直むりと思ってた…
また、Feloには深度検索機能というものがある。
検索意図を深く推測し、関連性の高い情報を提供することを目的としたFeloの新機能だ。
複雑な質問に対して迅速に答えられるように、5W1Hで考えるらしい。
これはpro検索ときのみ使える機能なので注意しよう。
pro検索+深度検索が、Felo最強の組み合わせね!
画面が見やすい
画面が直感的でとっても見やすい。
個人的にかなり推しポイントだ。
機能的にはGenspark似ているのだが、直感的な操作という意味では圧倒的にFeloが優れている。
生成スピード
Feloを使って驚いたのが生成スピードが爆速ってこと。
似た機能をもつGensparkと比較すると圧倒的だ。
Gensparkが1分前後に対して、Feloは10秒もかからない。
検索において超重要なのだ!
pro検索(有料版のみ)
質問に対して計画的に情報を収集して、段階的にそのプロセスを実行して回答。
chatGPTやclaudeの最新版も活用しており、より複雑な質問に対して信頼性のある回答が得られる検索方法だ。
は?
要するに、「複雑で専門性が高い検索にはpro検索すると幸せになれる」ってこと。
多機能
Feloは、正確かつ早いだけでなく機能面でも優秀だ。
- 検索結果からマインドマップやスライド(PowerPoint)を生成する
- フォーカス機能(「xのみから情報収集する」など検索範囲を指定する)
マインドマップやスライド生成は、他の検索AIにはない機能である。
使い物になるの?
うーん…後述してるわ
評判
日本発のサービスなので、「日本語が自然!」という評判が多いのかと思ったが、「精度が高い」という評判が多かった。
「日本語を正しく理解できる→正しく問答できる」というのも精度が高い理由なのかもしれない。
スマホ版(iPhone/Android)
スマホ版もリリースされている。
基本的な機能は同じなので、好みの方を使おう。
インターフェイス(画面のボタン配置など)は若干異なっている。
同じアカウントなら、履歴などの共有も可能です!
基本的な使い方
- Feloとは?
- 基本的な使い方
- 便利機能の使い方
- 無料版と有料版の違い
アカウント作成
Feloにアクセスして、画面左下の「ログイン/登録」か「Googleアカウントのポップアップ」からアカウント登録しよう。
トピック(グループ)集などは、アカウント登録しないと使えないので注意しよう。
検索方法
ググるときは「Felo 使い方 便利」のように検索すると思うが、Feloでは「初心者がFeloを便利に使う方法」のように背景なども入れて文章で入力しよう。
Feloがあなたの検索意図を理解して回答してくれる。
AI検索の醍醐味なのだ!
初心者という背景を入れると、「初心者に向けた情報」だけでなく、初心者に向けた回答をしてくれるのだ。例えば、
- 初心者によくある失敗もあわせて回答
- 難しい言葉を使わない
これも「ググる」ではできない体験だ。
要は、“気がきく”ってことよね
検索の書き換え
検索の言葉足らずで思うような検索結果がでなかったときは、「書き直す」を試してみよう。
検索結果がリセットされ、新しく回答を生成できる。
「もっとこうすればよかった」をなくせるので、よく使う機能だ。
トピック(グループ)管理
Feloの検索結果は、お気に入りとして保存できる。
トピックというグループを作って、関連する検索履歴をまとめると見返したいときに便利だ。
トピック内で検索もできますわ
便利機能の使い方
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- 無料版と有料版の違い
pro検索
pro検索の方法は簡単で、検索画面で「pro」にチェックを入れるだけ。
生成にかかる時間や回答画面のインターフェースはは、通常の検索と同じだ。
通常の検索と同じ感覚で使えるんですね!
深度検索機能
深度検索機能は、勘違いしやすいがpro検索とは別の機能だ。
それぞれ、次のようなことに特化している。
アカウントの管理画面でチェックを入れることで「深度検索」できるようになる。
検索方法を整理すると、3つの方法があると言えるだろう。
- 通常検索
- pro検索
- pro検索+深度検索
フォーカス機能
フォーカス機能は、プラットフォームを絞って検索できる。
x(旧:Twitter)上にある情報を検索したり、公開されている論文のみから情報を収集できたりするのだ。
xの検索欄で検索したらよくね?
それだと情報がまとまってないでしょ
AI検索の真髄は、やはり要約だ。
SNSで検索して、ずっっっと過去の情報まで辿るのは大変。
SNSに絞って評価や意見などを集めたいときに重宝するのでぜひ使ってみよう。
ホーム画面の「web検索」をクリック → 検索の範囲を選ぶ
スライド(パワーポイント)作成
検索結果の上部にある「プレゼンテーションを生成」→修正をして「NEXT→」→テンプレートを選んで「Generate PPT」
Feloでは、検索結果を簡単にパワポのスライドに変換できる(アプリ版は未実装)。
「Generate PPT」をクリックしてから生成までの時間は25秒くらいだった。
完成したものを無修正で載せておく。
そのまま使えるクオリティではないが、こんな時に使えるかもしれない。
- 簡単な説明資料のたたき台として
- スライドの構成を考える
マインドマップ作成
マインドマップもスライド生成と同じように、1クリックで生成できる。
生成はわずか10秒くらいだ。
生成したマインドマップは、「pngで保存」はできるが修正はできないようだ。
アップデートに期待かな
検索:Feloが人気になっている理由
マインドマップの生成結果
無料版と有料版の違い
- Feloとは?
- 基本的な使い方
- 便利機能の使い方
- 無料版と有料版の違い
無料版
一般的な検索を無制限で利用できる。
無料版でも広告はないのでストレスがないのもGoodだ。
pro検索は5回/日まで使える。
pro検索のことは前述してるのだ
日常使いにはコレですね
有料版
- 1日300回までpro検索が可能
- OpenAIのchatGPT-4o、o1やClaudeなども使える
- 深度検索機能を使って回答する
学習の参考に調べたり、専門性の高い研究のための情報収集をする人にはpro検索の方がいいかもしれない。
専門性の高い仕事で使う人は検討しましょう。
おわりに
AI検索は、世の中に全然知られていないのが現状だ。
Gensparkやperplexityを使ったときの感想は「便利だけど、今の使い勝手だと使わないかも」。
それだけ「ググる」という習慣が身についている。
だがしかし!
Feloを使ってみて「検索の未来を変える」と強く感じた。
Feloのこれからが楽しみでワクワクが止まらない…!
PCの作業効率をあげる記事を投稿してますわ
遊びにきてね!